<p>侘しさ、人恋しさ、明日をも知れぬ不安感。
大阪の片隅で暮らす、若く貧しい“俺”と“私”(「ビニール傘」)。
誰にでも脳のなかに小さな部屋があって、なにかつらいことがあるとそこに閉じこもるーー。
巨大な喪失を抱えた男の痛切な心象風景(「背中の月」)。
絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。
</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。
※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。
※このページからは注文できません。
© 東洋思想から見る岸 政彦